研究会概要
研究会概要
高度成長期に一斉に建設された橋梁は、経年劣化や大型車交通量の増加に伴う疲労の影響で損傷が進み、なかでもRC床版はひび割れや抜け落ち等が発生するなど大きな問題となっています。
これらの問題に対してこれまで様々な補修・補強工法で施工されていますが、疲労耐久性や施工性等において課題も見受けられます。
二方向アラミドシート工法研究会(以下、「本研究会」という。)は、疲労耐久性と施工性を同時に改善できる二方向アラミドシート(以下、「二方向シート」という。)による床版補強工法(以下、「本工法」という。)の技術開発及び施工要領等の作成と普及を目的に平成9年11月に設立されました。
技術開発では、二方向シートを貼付した床版試験体の輪荷重走行実験を平成9年から平成15年にかけて、大阪工業大学並びに旧建設省土木研究所において実施し、本工法によるRC床版の疲労耐久性向上を確認しました。さらに、同実験データをもとにRC床版の補強前、補強後の余寿命推定が可能なプログラム(余寿命推定プログラム)を開発しました。
また、施工要領等の作成では、施工や工法比較検討の際に役立つ設計施工要領(案)、標準積算資料を整えました。
本研究会は、このような成果をもとに本工法の普及活動を行っていますが、今後の更なる普及と技術の発展のため、平成27年7月30日に設計会員を加える等の組織の改編を行い新たに発足しました。
なお、設計会員の募集は随時行っています。
二方向アラミドシートによる床版補強工法は、東京都新技術情報データベース (No.1001012) に登録されています。
また、土木学会等の各種機関で研究発表や論文掲載を行っています。
(NETIS技術としては、2017年3月末に登録期間が満了となり掲載が終了しました。)
研究会正会員
会社名 | 担当部署 | 住所 | TEL/FAX |
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大成ロテック(株) | 営業部 | 東京都新宿区西新宿8-17-1 | TEL:03-5925-9436 FAX:03-3362-5807 |
三井住友建設(株) | 技術研究所 | 千葉県流山市駒木518-1 | TEL:050-3137-2806 FAX:04-7140-5216 |
東レ・デュポン(株) | ケブラー事業部門 | 東京都中央区日本橋本町1-1-1 | TEL:03-3245-5082 FAX:03-3242-3183 |
住友ゴム工業(株) | インフラビジネスチーム | 兵庫県加古川市野口町北野410-1 | TEL:079-456-5331 FAX:079-426-0189 |
ファイベックス(株) | 土木部 | 東京都新宿区市谷本村町1-1 | TEL:03-5579-8291 FAX:03-5579-8292 |
(株)ボー | 中部支店 | 愛知県名古屋市港区九番町4-1-5 | TEL:052-661-0862 FAX:052-661-0863 |
弘栄貿易(株) | 化成品事業部 | 大阪市北区梅田2-4-13阪神産経桜橋ビル | TEL:06-6341-9541 FAX:06-6344-8579 |
事務局
- 大成ロテック株式会社 営業部内
- 住所:〒160-6112 東京都 新宿区 西新宿8-17-1住友不動産新宿グラウンドタワー12F
- TEL:03-5925-9436 FAX 03-3362-5807
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- TEL:03-5925-9436 FAX 03-3362-5807